はなみずき 05/20/2022 #7 (第77号)

平日の補習校事務室には、いろいろな方が来訪します。卒業生やその保護者、以前勤務していた教員、ジョージア州に勤務する駐在員、北米に拠点を置く営業マンや社長、渡米して補習校編入を考えている保護者や子どもたちなど、本当に様々です。私にとっても職種の違う方とお話しする機会は貴重で、多くの刺激を受けます。 今週は十数年前に在籍していたお子さんとそのご両親がお見えになりました。お父さんは補習校の運営委員も務めた方で、当時は剣道部のクラブ活動にも積極的に取り組んでいただいたようです。米国生まれのお母さんと日本で出会い、日本で生活した後、米国でしばらく暮らし、8月に日本へ帰るそうです。引っ越し準備をする中、書籍や剣道具などの寄贈を受けました。


すでに20代のお子さんは、これから米国の別の街に住み、小さい頃からの“夢”を追うといいます。日本語と英語を駆使しながら、飛躍することを願わずにはいられませんでした。久しぶりに訪ねた補習校(リンドリー校)は以前と変わらず、本当に懐かしいとお話していました。広い緑のグランドを見た瞬間、楽しかった運動会を思い起こしたといいます。 補習校は今学んでいる児童生徒だけではなく、卒業生やその保護者にとってもかけがえのない場所だということを、今回改めて思いました。数十年先に訪ねたときに「母校」があるうれしさは、何ものにも代えがたいものです。 そのために私たちは今、リンドリー校と補習校の良い関係を積み上げていき、次の時代や子どもたちに、バトンを渡していかなければなりません。そういう意味で、みんながリレーランナーです。


話は変わりますが、私は今でも試験前に勉強をしていなくて、焦っている夢を見ることがあります。情けないですが、学生時代に授業をサボって卒業できずに苦悩し、進路に迷い社会人になる数年間、モラトリアム期間を過ごしたことが今も頭の片隅に残っているのでしょう。目が覚めて、ため息をつくことがあります。 現地校と補習校で学ぶ子どもたちにとって、ここ数日は試験などで大変だったことでしょうが、今頃は一区切りついて、ホッとしているだろうと思います。ただ、山を越えると、次にまた山があります。時間を大切にしながら、新しいチャレンジにむけて、ゆっくりと充電してください。


今週初めにもお伝えしたように、インフルエンザや胃腸風邪、コロナ感染など、少し心配な状況が続いています。どうぞ、健康第一でお過ごし下さい。


2022年5月20日

アトランタ補習授業校

校 長 小 泉 敦

Recent Posts

See All

先週は小学部1.2年生、明日は3~6年の自由授業参観日になります。午後には幼稚部の子どもたちによる発表会(ねずみの嫁入り)がシアターで予定されています。限られた時間になりますが、お子さんの様子をご覧ください。 私は小学生の頃、参観授業では緊張していた思い出があります。両親が小学校の教員だったこともあり、参観できないこともありましたが、それでも来るのか、来ないのか、いつになくソワソワしていたように思

先週は体育館で、イベントとしては3年ぶりにブックフェアが行われました。 図書担当運営委員や司書をはじめ、委員の方々が知恵を出し合って準備・開催・後始末をしてくださったお陰で、笑顔がいっぱいの一日になりました。 改めまして、お礼を申し上げます。ありがとうございました。 以前はカフェテリアで開催していましたが、はじめての体育館で実施しました。安全のためにパトロール当番も配置、分野ごとに分けられた本が広

先週のハロウィン、中学部の生徒が小学低学年の教室や幼稚部発表会(体育館)を訪ね、幼稚部ではコスチューム姿の子どもと一緒に「大きな栗の木の下で」や「アブラハムの子」を踊り、共に楽しい時間を過ごしていました。 保護者にサポートいただき、楽しい企画をしているクラスもありました。全校登校となって実現できるこうした光景に出会えて、うれしく思います。 私は日本(青森県)での教員生活最後の5年間、小中一貫校で過