先週の土曜日の幼稚部〜2年生登校日の授業前、いつもと違う光景がありました。生徒会が企画した録音メッセージが流れて、校内に“新しい風”が吹き抜けたように感じました。
夏休み後、児童・生徒会がそれぞれ、class dojoを通じて活動を始めています。うれしいことです。 限られた時間と環境の中、自ら考えて動いていること。全校で会する機会がない中、交流の場をつくろうとしていること。できるところで活動していることなど、頼もしい思いです。
しばらくの間、登校は3週間に1度になりますが、児童生徒・先生方、運営委員会・保護者の方々と共に、子どもたちのために“新しい学校”となるよう、知恵を出し合っていきたいと考えています。 9月末から限られた時間となりますが、校内で学級懇談会を開催できるよう準備を進めています。保護者の方々には来週中にお伝えする予定ですが、今後もできることを前向きに、子どもたちのために取り組んでいきたいと考えます。
8月29日、校医の倉岡真紀先生にコロナ感染や対応についてお話しをうかがいました。要点をお伝えします。
・補習校の3グループによる分散登校は適切である。
・動いた後の検温は高めに出る傾向があるので注意が必要。
・コロナ感染後、3日〜8日後に発熱する事例が多い。
・現在、クリニックでは一週間に5〜6件の症例が出ている。
・デルタ株は感染力が強い。ワクチン接種は重症化させないことが目的であり、感染することもありうる。
・潜伏期間は3日程度あるため、症状が始まった日を確認する。
・ワクチン接種者は濃厚接触者となっても症状がなければ登校は可能だが、未接種者は10日間登校を控える。
・登校については感染状況を丁寧に聞き、対応することが大事。
私のところにも、現地校で濃厚接触の連絡を受けたという情報が学級担任を通じて届いています。今後も登校日を控えて濃厚接触者となった、またはPCR検査で陽性判定を受けた際はまず学級担任へ一報くださるようお願いします。 状況をうかがいながら、登校できない場合、配信授業を希望するかどうかの確認もしたいと考えます。 今後も保護者→学級担任→校長という連絡体制を通じて、“子どもの学び”を保障していく考えですので、よろしくお願いします。
2021年9月3日
アトランタ補習授業校
校 長 小 泉 敦