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はなみずき 30/9/2022 #20(第90号)

今週はリンドリー校が秋季休業でした。

2年前、4月赴任が叶わず、8月中旬にアトランタに入ったものの船便到着は10月下旬。徐々に涼しくなる中、コロナ禍のオンライン授業ということもあり、不安を抱えながら過ごしたことを思い出します。

それが今では全面登校となり、来月には3年ぶりの運動会・球技大会が予定されています。着実に、前へ進んでいることを感じます。


8月以降、退学する児童生徒もいる中、編入生がそれを上回り、全体では微増傾向にあります。学年によってはウェイティング状態が続いています。土曜日や平日に編入説明会を行い、子どもと面接をしていますが、私自身が学ぶ機会ともなっています。

日本から来た家族、米国内から移住した家族、復学する子どもなど様々ですが、早く補習校で生活したい気持ちが伝わります。中には渡米一週間余で、現地校もこれからという中、楽しい学校生活を思い描いている子どももいます。子どもの柔らかく、しなやかな思いを感じる瞬間です。私が2年前に感じていた不安なんか、吹っ飛んでしまいます。


思い出したことを、もう一つ。渡米して以来、アトランタの「風」を感じることがあります。アメリカを思う歌には、しばしば風が登場します。静かに守ってくれたり、背中を押してくれたり、そっと導いてくれたり・・。例えば、オリビア・ニュートン・ジョン「そよ風の誘惑」、ボブ・ディラン「風に吹かれて」。将来、補習校の子たちが世界を、アメリカを、日本を明るい未来へと導く新しい「風」となってくれることを、願います。


『海外子女教育10月号』No596の海外校シリーズ「アトランタ補習授業校」が出来上がりました。ご一読ください。

今月号の特集「現地校に入って」には、ジョージア州在住の方による「スポーツを通じてアメリカを満喫する兄弟」も掲載されています。

さらに「補習授業校に行くのを、いやがるようになっています。どうしたらいいのでしょうか」という悩みに対するアドバイスも掲載されています。①そもそも補習校とは ②補習授業校の学習内容 ③補習授業校で学ぶ目的 ④なぜ補習授業校に行くのがつらいのか ➄補習授業校でよかったこと ⑥補習授業校で学ぶ意義 ⑦デラシネにならないためになど、大変参考になります。

後日、事務局から配信されますので、目を通してみてください。


2022年9月30日

アトランタ補習授業校

 校 長 小 泉 敦

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