top of page

はなみずき 4/16/2021 #2 (第31号)

4月10日(土)は幼稚部から高等部の学年・学級で、入園・入学、始業という形を取りながら、「授業」を開始することができました。

保護者の皆さまにも、準備や当日の対応などでお世話いただきました。

改めまして、感謝を申し上げます。ありがとうございました。


一年前のことを考えると、良いスタートができたように思います。

昨年は私自身も辞令を受けたものの、渡米が叶わず、日本で見守ることしかできませんでした。今年は一歩前に進めることができ、ホッとしています。

当日はオンラインでしたが、私も全ての学年に入って対面し、話しをする機会をもちました。子ども達の表情がとても良く、嬉しそうな笑顔が印象的でした。時間のあった学年では質疑応答をしながら、楽しくやり取りすることもでき、私にとっても忘れられない一日となりました。


今後もまた、様々と出て来る課題の前で立ち止まり、ハードルを乗り越えていかなければならないと思います。その時は、運営委員会や保護者、先生方と協力しながら、子ども達の学びを保障し、未来の「人財」を育てるために、校長として力を尽くしていきたいと考えています。

改めまして一年間、どうぞよろしくお願いいたします。


個人的なことですが、今週は大きなことが二つありました。

一つは、アトランタ総領事館へ出向き、在外選挙登録をしたことです。これまで中学校社会科教員として務めながら、子どもたちに選挙の大切さを話してきたこともあり、気になっていました。在外での生活は3回目となりますが、各地で在外投票をしています。

二つ目は、コロナ感染予防のために2回目のワクチン接種を終えたことです。睡眠を十分とれたせいか、特に異変はありません。安心・安全な学校にするために、今後も自分の健康は自分でつくり、守っていきたいと考えています。


ここ数日、スポーツ選手に学ぶ機会が多く、若い世代の活躍に拍手を贈っています。白血病公表から2年余で五輪への出場を決めた水泳の池江璃花子選手、ケガや病気で序二段まで転落しながら大関復帰を決めた大相撲の照ノ富士関。そして、ジョージア州オーガスタで行われたマスターズ・トーナメントで優勝したゴルフの松山英樹選手! 逆境にあってもくじけずに立ち向かい、強い意志と努力を積み重ねてプレーする姿は、素晴らしい!の一言に尽きます。


2021年4月16日

アトランタ補習授業校

校 長 小 泉 敦

Recent Posts

See All

約3年間、登校日に合わせて発行してきたハナミズキが最終号(通算111号)となります。本来であれば、41(授業日数)×3(年)=123号となるはずでした。第1号の発行は2020年9月6日、数字にはこの間のコロナ感染に翻弄された状況が反映されています。 私は86年夏、父の死をきっかけに京都での学生生活を終えて、青森県で中学校社会科教員となりました。その後、インドネシア・ジャカルタ日本人学校3年、香港日

今年も3・11が巡ってきます。大きな悲しみに包まれた東日本大震災の発生は今年と同じ“うさぎ年”、あれから12年が経ちます。「行って来ます、行ってらっしゃい」、「ただいま、おかえり」のある、日常の有り難さを思います。 昨年の秋以降、小学部5年以上の教室へうかがい出前授業をしました。一期一会の出会いを大切に、短い時間でしたが、子どもたちと向き合いました。 自己紹介したあとに、30歳で『アンネの日記』を

弥生3月に入りました。思い起こせば3年前、この時期からコロナ感染が広がり、日本の学校では登校自粛、卒業式の延期・中止が議論されました。私は保護者の合意をもとに午前授業を続けて、予定通り卒業式・修了式を行いました。現職校長として最後でしたので、安堵したことを覚えています。 その後、4月初旬の渡米がキャンセルとなり、青森―アトランタをつなぎオンラインでミーティングをしましたが、歯がゆい思いでした。よう

bottom of page