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はなみずき 4/30/2021 #4 (第33号)

明日から5月に入ります。

学校では分散登校を再開し、オンライン授業と並立して進めていく予定です。各学年とも1回目の登校は昼までとなりますが、2回目以降は昼食をとり、15時までを予定しています。

保護者にもパトロールや保健、図書などの担当をお願いし、図書室も稼働するなど、徐々に「学校としての機能」を整えていきたいと考えています。

登校の際には改めて「コロナ発症期間中の施設利用」を確認いただき、安心・安全に学校生活ができるよう、ご協力願います。

8月以降については、早い時期にお知らせできるよう運営委員会で協議していきます。そのために、分散登校の実績を積み上げて、対面授業を継続していくことが大切だと考えます。

リンドリー校の理解と協力があってこその登校(校舎利用)であることを忘れず、万全を尽くして準備していきます。

どうかよろしく、お願いいたします。


脳性まひの女性が書いた詩を、難病の女性が英訳した『さくらのこえ Bloom in my heart』という詩集を知りました。

柔らかな表現や温かな雰囲気をそのまま伝えられるよう、英語は難しい言葉は使わず、翻訳するように心がけたようです。

翻訳者の夢は誰もが能力をいかして働ける社会づくりに関わることで、この本を世界中の人に読んでもらい、多くの人に思いを届けたいといいます。素直に、応援したい気持になりました。


「世界の中で」(In the whole world)


この広い世界の中で(I am the only one)

私はたった一人(In this whole wide world)

たくさんの人の中で、私と同じ人間は一人もいない(There’s no one exactly same as me Among many people )

私はわたしだけ(I am the only one)

それがどんなに不自由だとしても(If I have a disability)

私のかわりは(No matter how difficult to live my life is)

誰もいないのだから(Nobody can take my place)

私はわたしの人生を堂々と生きる

(So I proudly live my own life as what I am.)


2021年4月30日

アトランタ補習授業校

校 長 小 泉 敦

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