明日は幼稚部と1年生の登校日、はじめて15時まで過ごすことになります。長い一日になりますが、よろしくお願いします。
先日、小学部1年生から次のようなメッセージが届きました。
「こうちょうせんせいへ、ジョージアにほんごがっこうのズームじゅぎょうはうれしいです。どうしてかというと、ともだちにあえるからです」。
「こうちょうせんせいへ、ジョージアにほんごがっこうのズームじゅぎょうはたのしいです。どうしてかというと、おべんきょうがやれるからです」
一方でこのような声もありました。「こうちょうせんせいへ、ジョージアにほんごがっこうズームじゅぎょうはきらいです。どうしてかというと、むずかしいからです」
子どもたちの声は率直な分、受け止め方によっては重いメッセージにもなります。子どもの思いにも耳を傾け、今後の学校のあり方や授業の進め方など考えていきたいと思います。
アトランタに赴任以来、世界は広いようで意外に狭いなぁと感じる場面に出合うことがあります。
昨年の今頃、20年前ジャカルタ日本人学校で担任した教え子から連絡があり、親友の子どもがアトランタ補習校に在籍しているのでよろしく、といわれましたが、8月に帰国していました。
今年に入って保護者から、国内の中学校で一緒に働いた教員のことを聞きました。十数年前の同僚で結婚してアトランタで生活、子どもが補習校に通い、家族づきあいをしていたようです。残念なことに赴任前に帰国していましたが、不思議な縁を感じました。
先週はパトロール当番の方と話をして、驚いたことがあります。何とその方のお母さんが現在、私の実家近くに住んでいるのです。地名を伝えるとまさにピッタリ、共通に知る人もいます。言葉に出てくる名字や地名が新鮮に響きました。
保護者の中には青森県出身の方もいて、米国に居ながら郷里を身近に感じることがあります。以前の海外生活でもそうでしたが、「ふるさとは遠きにありて思う」こと、しきりです。
2021年5月28日
アトランタ補習授業校
校 長 小 泉 敦