昨年暮れのクリスマス前後の寒波には驚きましたが、年始は穏やかに迎えることができました。
新年、明けましておめでとうございます。
7日(土)から授業が再開します。4月から全面登校となり、明日が31回目の授業日となります。気持ち新たに登校する子どもたちに、再び会えることが楽しみです。
3月18日(土)の卒園・卒業式、修了式まで、本年度も残すところ10回となりました。初日は書初めを予定している学級が多く、また学校は2月4日(土)の話し方大会(小学部)、11日(土)の弁論大会(中高等部)に向けて、日本語学習のまとめの時期に入っていきます。
運営面では来年度に向けて、1月21日(土)と28日(土)の2回、入園入学と編入説明会を開きます。さらに3月4日(土)には父母定期総会を開催し、運営組織を確立する予定です。
ところで2024年、本校は創立50周年を迎えます。
1974年12月、在留日本人、総領事館、オグレソープ大学などの援助をうけて、教員2名、児童・生徒9名で発足した補習校はその後、在籍者の増加にともない、1981年にグイネット郡のビバーリッジ小学校に校舎移転。アトランタ懇話会(現ジョージア日本人商工会)から独立すると同時に、日本から教員派遣が始まります。
1984年にはコブ郡教育委員会と在留邦人・保護者の尽力によってリンドリー校へ移転し、現在に至ります(在籍400余名)。校章と小椋佳作詞・作曲による校歌「はなみずきの道」は、開校10周年を記念してつくられました。
本校は子どもたちがジョージアで学んだ経験を生かし、インターナショナルな大志をもった人間として成長することを念願、創設された補習校です。創立50年の節目を迎える中、さらに魅力ある学校にしていきたいものです。
新たな風が吹く1月1日の元旦、校歌にもうたわれるチャタフチー川沿いをゆっくりと歩いてみました。青空のもと、森林浴を楽しみながら、「ハッピー・ニューイヤー」と声を交わしてのウォーキングは清々しく、改めて、太陽のように笑顔溢れる子どもたちとともに、学校で生活する幸せを思いました。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
2023年1月6日
アトランタ補習授業校
校 長 小 泉 敦